沖縄の人気リゾート「ラグナガーデンホテル」の予約で多くの人が悩むのが、「本館(メインウィング)」と「イーストウィング」、どちらに泊まるかという問題です。
この2つの棟の大きな違いは、ずばり「部屋からの眺め」と「主要施設へのアクセス性」にあります。
全室オーシャンビューでアクティブに過ごしたいなら本館、新しく広々とした客室で落ち着いて過ごしたいならイーストウィングが向いていますよ。
それぞれの建物に特徴があるので、違いを知らないまま予約すると「イメージと違った…」なんてことにもなりかねません。
この記事では、実際に泊まることをイメージしながら、客室や料金、館内での移動のしやすさなどを具体的に比較していきます。
あなたの旅行スタイルにぴったりの部屋がどちらなのか、きっと見つかりますよ。
この記事で分かること
- 本館とイーストウィングの違いがひと目で分かる早見表
- 客室の広さ、眺め、料金の具体的な違い
- プールや大浴場、朝食会場へのアクセスはどっちが便利か
- コネクティングルームの有無
- 【旅行スタイル別】あなたにおすすめなのは本館?イースト館?
ラグナガーデンホテル 本館とイースト館の7つの違いを徹底比較
ラグナガーデンホテルの滞在を最高のものにするには、本館とイーストウィング、それぞれの特徴を知って自分に合った方を選ぶことがとっても大切です。
「どっちも素敵で選べない!」という方のために、ここでは特に気になる7つのポイントに絞って、2つの棟の違いを比べていきますね。
部屋のタイプや窓からの景色はもちろん、料金やプールへの行きやすさまで、あなたがホテルでどう過ごしたいかを想像しながら読み進めてみてください。
まずは、全体像がパッとわかる早見表から見ていきましょう。
本館(メインウィング)とイーストウィングの違い早見表
まずは、本館とイーストウィングの主な違いを一覧表にまとめました。
どちらの棟にしようか迷っているなら、この表を見るだけで大まかな特徴を掴めますよ。
比較項目 | 本館(メインウィング) | イーストウィング | どっちがおすすめ? |
客室の広さ | スタンダード(約35㎡〜) | やや広め(約41㎡〜) | 広さ重視ならイースト |
眺望 | 全室オーシャンビュー | ガーデンプールビュー中心 | 海の眺めなら本館 |
バルコニー | あり(標準的) | あり(広め) | バルコニーで寛ぐならイースト |
料金 | 比較的リーズナブル | やや高めの傾向 | 予算を抑えたいなら本館 |
新しさ | 1992年開業 | 2004年開業 | 新しさを求めるならイースト |
コネクティング | あり | なし | 家族・グループなら本館 |
主要施設へのアクセス | 便利 | やや距離がある | 利便性なら本館 |
【客室】部屋の広さや内装、ベッドタイプの違いは?
部屋の広さや快適さを重視するなら、イーストウィングの方が少しだけ広く、ゆったりとした作りになっています。
イーストウィングの客室は一番コンパクトな部屋でも約41㎡あり、全室が幅120cmのベッドを2台くっつけたハリウッドツイン仕様です。
小さなお子様との添い寝もしやすいのが嬉しいポイントですね。
一方、本館の客室は約35㎡からと、十分な広さはありますがイーストウィングに比べると少しコンパクト。
内装もイーストウィングの方が新しさを感じられるかもしれません。
どちらの棟もリゾートらしい清潔感のあるお部屋ですが、より開放感を求めるならイーストウィングを検討してみると良いでしょう。
【眺望】全室オーシャンビューはどっち?部屋からの景色を比較
お部屋からの景色を何よりも大切にしたいなら、迷わず本館(メインウィング)を選びましょう。
本館は建物が海に面して建てられているため、なんと全室がオーシャンビューなんです。
窓の外には宜野湾マリーナのヨットハーバーと、その先に広がる東シナ海の美しい景色が広がります。
沖縄らしい海の景色を部屋でのんびり眺めたい、という夢を叶えてくれますよ。
対してイーストウィングは、屋外のガーデンプールを囲むように建てられています。
そのため、ほとんどの部屋がプールビューとなり、一部高層階から少し海が見える程度です。
リゾート感あふれるプールの景色も素敵ですが、「絶対にオーシャンビューがいい!」という強いこだわりがあるなら本館が確実です。
【バルコニー】有無と広さに大きな違いはある?
バルコニーの広さにも、実は違いがあります。
どちらの棟の客室にもバルコニーは付いているので、外の空気を感じることはできます。
ただ、より広々としたバルコニーでくつろぎたいなら、イーストウィングの方がおすすめです。
イーストウィングのバルコニーは奥行きがあり、テーブルと椅子を置いても余裕のあるスペースが確保されています。
朝食後にコーヒーを飲んだり、夜に星を眺めたりと、バルコニーで過ごす時間を楽しみたい方にはぴったりですね。
本館のバルコニーもリゾートの風を感じるには十分ですが、イーストウィングと比べると少しコンパクトな作りになっています。
【料金】宿泊費が安いのはどっち?価格帯を比較
宿泊費用を少しでも抑えたい場合は、本館(メインウィング)の方がリーズナブルなプランを見つけやすい傾向にあります。
一般的に、同じような条件で比較すると、イーストウィングの方が少し料金設定が高めになっています。
これは、イーストウィングの方が新しく、部屋が広いといった理由が考えられますね。
もちろん、予約する時期や曜日、利用する宿泊プランによって料金は大きく変動します。
オーシャンビュー確約のプランとプールビューのプランでは料金も変わってきます。
あくまで一般的な傾向として、予算を重視するなら本館のプランからチェックしてみると、お得な価格で泊まれる可能性が高いでしょう。
【新しさ・古さ】建物の築年数とリノベーション状況
建物の新しさで選ぶなら、イーストウィングに軍配が上がります。
本館(メインウィング)が1992年に開業したのに対し、イーストウィングは2004年に増設された比較的新しい建物なんです。
そのため、客室の内装や水回りなど、全体的にイーストウィングの方がモダンで新しい印象を受けるかもしれません。
もちろん、本館も老舗リゾートホテルとしてしっかりとメンテナンスされており、清潔で快適な滞在ができます。
ただ、ピカピカの新しい施設が好きという方は、イーストウィングの方が満足度が高い可能性があります。
どちらも沖縄の雰囲気を満喫できる素敵な空間ですが、この「新しさ」は選ぶ上での一つの判断材料になりますね。
【コネクティングルーム】家族旅行に便利な部屋はある?
3世代での家族旅行や友人とのグループ旅行なら、本館(メインウィング)がおすすめです。
なぜなら、隣り合った2つの部屋を内側のドアで自由に行き来できる「コネクティングルーム」が、本館にのみ用意されているからです。
コネクティングルームを使えば、プライベートな空間を保ちつつ、みんなで集まりたい時にはすぐに集まれるので、大人数での滞在がとても快適になります。
お子様が寝た後に大人だけでおしゃべり、なんて使い方もできますね。
残念ながら、イーストウィングにはこのコネクティングルームの設定がありません。
複数のお部屋を予約する予定で、グループでの行き来のしやすさを重視するなら、本館のコネクティングルームをリクエストしましょう。
主要施設へのアクセスと移動のしやすさはどう違う?
ホテルでの滞在を快適に過ごす上で、意外と重要なのが館内施設の利用しやすさです。
フロントやレストラン、プールや大浴場など、目的の場所へスムーズに移動できるかどうかは、滞在中の満足度を大きく左右します。
本館とイーストウィングでは、これらの主要施設へのアクセス性が異なります。
あなたがホテルでどんな風に時間を過ごしたいかによって、どちらの棟が便利に感じるかが変わってきますよ。
ここでは、それぞれの施設へのアクセスについて比べてみましょう。
フロント・ロビーへのアクセスと距離感
チェックインやチェックアウト、何か困ったことがあった時に立ち寄るフロント・ロビーへ一番近いのは、本館(メインウィング)です。
ラグナガーデンホテルのメインロビーとフロントは本館の2階にあるため、本館に宿泊していればエレベーターを降りてすぐ。
荷物が多い時や、急いでいる時にはこの近さがとても便利に感じられます。
イーストウィングに宿泊する場合、フロントへは一度2階の連絡通路を通って本館へ移動する必要があります。
少し歩くことになりますが、もちろん屋内の通路なので天候は関係ありません。
とはいえ、利便性を最優先するなら、やはり本館が便利だと言えるでしょう。
朝食会場「パセオガーデン」へのアクセス
朝食を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
メインの朝食会場であるレストラン「パセオガーデン」は、本館の1階にあります。
そのため、朝食会場へのアクセスは本館に宿泊している方が圧倒的に便利です。
朝起きて、寝ぼけ眼のままサッと朝食を食べに行きたい、という方には本館がぴったりですね。
イーストウィングから行く場合は、連絡通路を通って本館へ移動し、そこからエレベーターか階段で1階へ降りるというルートになります。
朝の時間を少しでも有効に使いたい、移動の手間を省きたいという方は、本館を選ぶのがスムーズかもしれません。
屋内・屋外プールへのアクセスはどっちが便利?
プールへのアクセスは、どちらのプールをメインで楽しみたいかによって便利さが変わります。
南国リゾート感あふれる屋外のガーデンプールは、イーストウィングの目の前に広がっています。
部屋から水着のまま出て、すぐにプールサイドへ行けるのはイーストウィング宿泊者の特権です。
小さなお子様連れで、屋外プールを頻繁に利用する予定なら、イーストウィングが断然便利ですよ。
一方、天候を気にせず楽しめる屋内プールは、本館の地下1階にあります。
日焼けを気にせず泳ぎたい方や、フィットネスジムも利用したい方は、本館からのアクセスが良いと感じるでしょう。
大浴場「ちゃたん恵み温泉 美ら湯」へのアクセス
旅の疲れを癒してくれる大浴場「ちゃたん恵み温泉 美ら湯」は、本館の2階にあります。
お部屋からお風呂セットを持って、気軽に大浴場へ行きたいなら本館がとても便利です。
湯冷めを心配することなく、すぐにお部屋へ戻れるのは嬉しいポイントですね。
イーストウィングに宿泊している場合も、本館と繋がる2階の連絡通路を使えば、雨に濡れることなく大浴場まで行くことができます。
ただ、少し距離を歩くことになるので、お風呂上がりに長い距離を歩きたくないという方は、本館を選んだ方が快適に過ごせそうです。
結局どっちがおすすめ?旅行スタイル別の選び方
ここまで色々な違いを見てきましたが、「じゃあ、結局私にはどっちが合っているの?」と思いますよね。
それぞれの棟の特徴を踏まえて、どんな過ごし方をしたいか、どんな旅行メンバーなのかによって、おすすめは変わってきます。
あなたの旅の目的やスタイルに合わせて、ぴったりの棟を選んでみてください。
ここでは、旅行スタイル別にどちらの棟がおすすめなのかを分かりやすくまとめました。
本館(メインウィング)の宿泊がおすすめなのはこんな人
本館(メインウィング)は、ホテルの利便性と沖縄らしい海の景色を重視する方におすすめです。
以下のような希望があるなら、本館を選ぶと満足度の高い滞在になるでしょう。
- 部屋から青い海とマリーナの景色を毎日眺めたい
- フロントや朝食会場、大浴場へ手軽にアクセスしたい
- コネクティングルームで家族やグループとワイワイ過ごしたい
- 少しでも宿泊費を抑えて、その分アクティビティを楽しみたい
- ホテルの中心でアクティブに活動したい
イーストウィングの宿泊がおすすめなのはこんな人
イーストウィングは、新しくて広々とした空間で、リゾートの落ち着いた雰囲気を楽しみたい方におすすめです。
こんな旅行を思い描いているなら、イーストウィングがぴったりですよ。
- 新しくてキレイな部屋で快適に過ごしたい
- 少しでも広い部屋やハリウッドツインのベッドでゆったり眠りたい
- 屋外プールをメインに楽しむ予定だ
- 広いバルコニーでリラックスした時間を過ごしたい
- フロントからの距離は気にしないので、静かな環境が良い
ラグナガーデンホテル本館・イースト館のよくある質問
最後に、本館とイーストウィングを選ぶ際によく聞かれる質問や、予約前に解消しておきたい疑問点についてお答えします。
細かい部分ですが、知っておくとより安心してホテル選びができますよ。
本館とイースト館は連絡通路で繋がっている?雨でも濡れずに移動できる?
はい、繋がっています。
本館とイーストウィングは2階にある屋根付きの連絡通路で結ばれています。
そのため、たとえ外が雨でも、濡れることなく両方の棟を行き来することが可能です。
レストランや大浴場への移動も天候を気にしなくて良いので、とても快適ですよ。
イーストウィングのデメリットは何?
イーストウィングのデメリットを挙げるとすれば、やはりフロントや大浴場、メインの朝食会場といった主要施設から少し距離があることです。
特に小さなお子様連れや、足の不自由な方がいる場合は、この移動が少し手間に感じられるかもしれません。
また、全室オーシャンビューではないため、海の景色を強く希望する方には向いていません。
ただ、その分、新しくて広い客室や静かな環境といった大きなメリットがあります。
客室のアメニティに違いはある?
基本的な客室アメニティに、本館とイーストウィングで大きな違いはありません。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、歯ブラシセット、タオル類など、快適に過ごすために必要なものは一通り揃っています。
どちらの棟に宿泊しても、アメニティの心配はしなくて大丈夫です。
パジャマも用意されているので、荷物を少なくできるのも嬉しいポイントですね。
ラグナガーデンホテル 本館とイースト館の違いまとめ
ラグナガーデンホテルの本館とイーストウィングの違いについて、様々な角度から比較してきました。
ポイントをまとめると、海の眺めと利便性を重視するなら「本館」、部屋の新しさと広さ、屋外プールへのアクセスを重視するなら「イーストウィング」がおすすめです。
どちらの棟にも魅力的な特徴がたくさんあります。
この記事を参考に、あなたの旅行スタイルや一緒に旅するメンバーにぴったりの棟を選んで、最高の沖縄ステイを楽しんでくださいね。