新宿ワシントンホテルの本館と新館の最も大きな違いは、「建物の新しさと客室の快適性」、そして「料金」です。
本館はリーズナブルな料金で泊まれる機能的な客室が中心なのに対し、新館はリニューアルされて新しく、高層階からの素晴らしい眺望が魅力となっています。
どちらも新宿駅の地下道から直結していてアクセスは抜群ですが、フロントの場所や入口までの行きやすさには少しだけ差がありますよ。
また、館内にあるレストランやコンビニなどの施設は主に本館に集まっていますが、連絡通路を使えば新館からもスムーズに移動できるので不便はありません。
この記事では、本館と新館の具体的な違いを項目ごとに分かりやすく比較し、あなたの旅行プランや目的に合わせてどちらを選ぶべきか、そのポイントを詳しくお伝えしていきますね。
この記事を読むと分かること
- 本館と新館のアクセス・立地の違い
- 客室(部屋)のグレードや眺望の差
- 朝食会場やコンビニなど館内施設の違い
- 料金の比較とコストパフォーマンス
- 【目的別】あなたにおすすめなのはどっちか
新宿ワシントンホテル本館と新館の違いは?客室・アクセス・料金を一覧解説
新宿ワシントンホテルの本館と新館、どちらに泊まるか迷いますよね。
まずは、それぞれの特徴が一目でわかるように、比較表にまとめてみました。
比較項目 | 本館 | 新館 |
コンセプト | 機能的・リーズナブル | 新しい・快適・高層階の眺望 |
客室 | コンパクトでシンプル | 広めでスタイリッシュ |
アクセス | 地下道から少し歩く | 地下道出口からすぐ |
料金帯 | やや安い | やや高い |
主な施設 | レストラン、コンビニ、コインランドリー等 | 客室中心 |
おすすめな人 | コスパ重視、滞在費を抑えたい人 | 快適さや眺望を重視したい人、カップル |
このように、本館は「コスパと機能性」、新館は「新しさと快適性」にそれぞれ強みがあります。
あなたの旅のスタイルや予算に合わせて選ぶのがポイントになりそうです。
ここからは、それぞれの項目について、もっと詳しく見ていきましょう。
アクセスと立地の違いは?新宿駅からの行きやすさを比較
新宿ワシントンホテルは本館・新館ともに、JR新宿駅南口から徒歩約8分で、雨の日でも濡れずに移動できる地下道直結という最高の立地です。
ただ、広大な新宿駅の地下道からホテルへ向かう際、どちらの建物に泊まるかによって、改札を出てからの利便性が少しだけ変わってきます。
特に、荷物が多い時や天気が悪い日には、このわずかな差が意外と重要になったりしますよ。
ここでは、それぞれの館へのアクセス方法と、どちらがより便利なのかを具体的に見ていきましょう。
本館へのアクセス方法と入口の場所
本館へのアクセスは、新宿駅南口から地上を歩くか、京王新線口方面の地下道「ワンデーストリート」を通るのが一般的です。
地上から行く場合は、甲州街道を都庁方面へまっすぐ進むルートが分かりやすいですよ。
地下道を利用する場合、出口「O-1」を目指しますが、出口を出てから少しだけ地上を歩くことになります。
本館のフロントは3階にあるので、1階の入口から入ってエスカレーターかエレベーターで上がりましょう。
初めて行く際は少し迷うかもしれませんが、案内表示がたくさん出ているので安心してくださいね。
新館へのアクセス方法と入口の場所
新館へのアクセスは、地下道を利用するのが断然便利です。
本館と同じく地下道「ワンデーストリート」を進み、専用の連絡通路入口から入ると、そのまま新館のフロントロビーに到着します。
地上に出る必要がないので、雨の日や暑い日、寒い日でも快適にホテルまでたどり着けます。
特に、大きなスーツケースを持っている時には、このアクセスの良さが本当にありがたいと感じるでしょう。
初めての方でも迷う心配がほとんどないのは、新館の大きなメリットと言えます。
新宿駅地下道からの直結ルートはどっちが便利?
雨に濡れずに行けるという点では、地下道出口からすぐにロビーへ入れる新館の方が便利です。
本館も地下道とつながってはいますが、最後に少しだけ屋外を歩くルートになるため、天候によっては新館の方が楽に感じるかもしれません。
ただ、どちらの館に泊まっても、ホテルに着いてしまえば3階の連絡通路で本館と新館は自由に行き来ができます。
そのため、チェックイン時の利便性を最優先するなら新館、それ以外は大きな差はないと考えても大丈夫でしょう。
客室(部屋)の違いは?広さ・新しさ・眺望で比較
ホテル選びで最も重要なのが、やはりお部屋の違いですよね。
新宿ワシントンホテルの本館と新館では、客室のコンセプトがはっきりと分かれています。
本館は「機能性」と「リーズナブルさ」を重視したお部屋、新館は2016年にリニューアルされた「新しさ」と「高層階からの眺望」が自慢です。
あなたのホテルステイに求めるものが何かを考えながら、それぞれの客室の特徴をチェックしてみましょう。
【本館の客室】リーズナブルでシンプルな部屋タイプ一覧
本館の客室は、宿泊費を抑えたい方にぴったりの、機能的でコンパクトな造りが特徴です。
お部屋のタイプはシングル、ダブル、ツインが中心で、ビジネスでの利用や、観光メインでホテルは寝るだけ、という方にとても人気があります。
内装は少し年季を感じる部分もあるかもしれませんが、きれいに清掃されていて、快適に過ごすための設備はきちんと揃っています。
何より、新宿という一等地でこの価格で泊まれるのは大きな魅力ですね。
コストパフォーマンスを重視するなら、間違いなく本館がおすすめの選択肢になります。
【新館の客室】高層階で眺望が良く新しい部屋タイプ一覧
新館の客室は、本館よりワンランク上の快適な滞在を約束してくれます。
2016年に全面リニューアルされたばかりなので、お部屋はとても新しくスタイリッシュな雰囲気です。
全室25階以上の高層階に位置しており、窓からは東京都庁の夜景や新宿御苑の緑など、東京らしい景色を一望できますよ。
お部屋の広さも本館より少しゆとりがある設計なので、ゆったりとくつろぎたい方には最適です。
カップルでの記念日旅行や、ちょっと贅沢な女子旅など、特別な時間を過ごしたいなら新館を選ぶと満足度が高まるでしょう。
女性専用のレディースフロアがあるのはどっち?
女性の一人旅や友人との旅行で安心な、女性専用のレディースフロアは「本館」に用意されています。
このフロアは専用のカードキーがないと入れないセキュリティシステムになっているので、安心して過ごすことができます。
さらに、通常の客室にはない特別なアメニティが用意されていたり、お部屋の内装が少し可愛らしかったりするのも嬉しいポイントです。
新館にはレディースフロアの設定はありませんが、もちろんホテル全体のセキュリティはしっかりしています。
より安心感を求める女性の方は、本館のレディースフロアを検討してみてはいかがでしょうか。
レストランと館内施設の違いは?
ホテルでの滞在をより快適にする、レストランや便利な館内施設も気になりますね。
新宿ワシントンホテルでは、朝食を食べるレストランや24時間営業のコンビニなど、主要な施設のほとんどが「本館」に集まっています。
新館に宿泊する場合でも、連絡通路を通ってすぐに利用できるので不便を感じることはありません。
事前にどこに何があるかを知っておくと、ホテルに着いてからスムーズに行動できますよ。
朝食会場のレストラン「ふじた」「マンハッタンテーブル」はどこにある?
朝食会場は、基本的に本館3階にある「カフェ&バー バロン」で和洋食のビュッフェを楽しめます。
以前は、本館25階の「マンハッタンテーブル」や1階の和食「ふじた」が朝食会場として有名でしたが、現在は営業形態が変わっているようです。
「カフェ&バー バロン」は、本館・新館どちらの宿泊者でも利用することができます。
広々とした空間で、朝の光を感じながら豊富なメニューの朝食をいただけるので、1日の良いスタートが切れますよ。
朝食付きのプランで予約した際は、こちらの会場へ向かいましょう。
コンビニ(ファミリーマート)やコインランドリーの場所
ホテルの中にコンビニがあると、飲み物やちょっとしたものを買いたい時に本当に便利ですよね。
新宿ワシントンホテルには、24時間営業のファミリーマートが本館の1階と2階に合計2店舗も入っています。
新館からでも連絡通路を使えばすぐにアクセスできるので、夜中に小腹が空いた時でも安心です。
また、長期滞在に便利なコインランドリーも本館の5階に設置されています。
洗濯から乾燥までできるので、旅行中の荷物を減らしたい方には嬉しい設備ですね。
アメニティの内容に違いはある?
歯ブラシやシャンプー、タオルといった基本的なアメニティは、本館・新館ともにしっかりと完備されています。
そのため、最低限のものは何も持っていかなくても大丈夫です。
アメニティの内容に劇的な違いはありませんが、口コミなどを見ると、新館の方が少し質の良いものが用意されている、と感じる方もいるようです。
また、先ほどお伝えした通り、本館のレディースフロアには、クレンジングや化粧水といった女性に嬉しい専用のアメニティが追加で用意されています。
こだわりのスキンケア用品がある方は、持参するのが良いかもしれませんね。
【目的別】結局どっちに泊まるべき?あなたへのおすすめを紹介
ここまで本館と新館の違いを色々と見てきましたが、「じゃあ、結局自分はどっちに泊まるのがいいの?」と迷っている方もいるかもしれません。
大丈夫ですよ。あなたの旅行の目的や、誰と行くかに合わせて考えれば、最適な答えが見つかります。
ここでは、「料金」「快適さ」「シチュエーション」という3つのポイントから、あなたにぴったりなのはどちらの館なのかを提案しますね。
宿泊料金の安さを重視するなら「本館」
とにかく旅行の費用を抑えたい、ホテル代は節約して観光や食事、ショッピングにお金を使いたい、という方には「本館」が断然おすすめです。
新館に比べてリーズナブルな料金設定になっているので、コストパフォーマンスは抜群。
お部屋はコンパクトですが、清潔で機能的なので、ただ寝るために帰る場所と割り切れば、何の不自由もなく快適に過ごせます。
賢く旅を楽しみたいあなたには、本館がベストな選択となるでしょう。
新しさ・快適さ・眺望を求めるなら「新館」
せっかくの旅行だから、ホテルの部屋でも快適に過ごしたい、という方には「新館」がぴったりです。
リニューアルされたばかりの新しいお部屋は、清潔感にあふれ、気持ちよく滞在できます。
また、高層階から眺める東京の夜景は、旅の素敵な思い出になること間違いありません。
本館よりも少しだけ予算は上がりますが、その分の満足度は十分に得られるはずです。
ホテルでの時間も大切にしたい、という方はぜひ新館を選んでみてください。
カップルや女性の一人旅におすすめなのはどっち?
利用シーンによって、おすすめは少し変わってきます。
もしカップルで泊まるなら、ロマンチックな夜景が楽しめる「新館」がおすすめです。
記念日やお誕生日など、特別な日を過ごすのにも最適な空間ですよ。
一方、女性の一人旅の場合は、目的によって選ぶのが良いでしょう。
セキュリティ面でより安心感を求めるなら本館の「レディースフロア」がおすすめですし、快適さや景色を楽しみたいなら「新館」も素晴らしい選択肢です。
ご自身の予算と、どんなホテルステイにしたいかを考えて決めてみてくださいね。
予約前に解消したい!新宿ワシントンホテルのよくある質問
予約する前には、細かい疑問点を解消しておきたいものですよね。
「本館と新館って中で繋がってるの?」「チェックインカウンターはどこ?」といった、多くの人が気になるポイントをまとめました。
これを知っておけば、当日スムーズにチェックインして、すぐに快適なホテルステイを始められますよ。
本館と新館は連絡通路でつながっている?雨に濡れずに移動できる?
はい、本館と新館は3階にある連絡通路でしっかりとつながっています。
この通路のおかげで、一度ホテルの中に入ってしまえば、外に出ることなく、雨や風を気にせずに両方の建物を自由に行き来することが可能です。
例えば、新館に宿泊していても、本館にあるコンビニやレストランへ気軽に足を運べます。
チェックイン後に館内を移動する際はとても便利なので、覚えておくと良いでしょう。
チェックイン・チェックアウトのカウンターは同じ場所?
チェックインとチェックアウトの手続きをするカウンターは、本館と新館で別々に設けられています。
本館に宿泊する方は、本館3階のメインフロントで手続きを行います。
一方、新館に宿泊する場合は、新館3階にある新館専用のフロントカウンターで手続きをすることになります。
自分が予約したのがどちらの館なのかを予約確認メールなどでしっかりチェックして、間違えずに目的のカウンターへ向かいましょう。
駐車場を利用する場合の料金や場所に違いはある?
車で訪れる場合、駐車場は本館の地下に用意されています。
この駐車場は、本館・新館どちらの宿泊者でも共通で利用する場所です。
宿泊者は、優待料金で利用することができるので、フロントで駐車券を提示するのを忘れないようにしてくださいね。
新館に宿泊する場合も、まず本館地下の駐車場に車を停めてから、エレベーターや連絡通路を使って新館のフロントへ向かう流れになります。
場所は共通なので、違いを気にする必要はありません。
新宿ワシントンホテル 本館 新館 違いまとめ
ここまで、新宿ワシントンホテルの本館と新館の違いについて、様々な角度から見てきました。
最後にポイントをまとめると、以下のようになります。
- 本館:料金がリーズナブルでコスパが良い。コンビニなどの施設が充実。女性専用フロアがある。
- 新館:客室が新しく快適。全室高層階で眺望が素晴らしい。駅地下道からのアクセスがよりスムーズ。
どちらが良い・悪いということではなく、それぞれに違った魅力があります。
「今回は予算重視で本館にしよう」「次は記念日だから新館に泊まってみよう」というように、あなたの旅の目的や予算に合わせて選ぶのが一番です。
この記事が、あなたのホテル選びの助けになれば嬉しいです。